My Room

watashi no heya

うちゅうのかがやき〜ふね〜

いちばんおにいさんのつよしくんは、
おしゃべりがちょっぴりニガテでした。
いつも大きなはっぴょうかいであいさつするときは、

りょーたくんやしょーたくんの背中にピョコっとかくれてしまっていました。
ある日からつよしくんはすこーし、かわったのです。
「ぼくがいちばんおにいさんなんだからおしゃべりを頑張るんだ!」
するとどうでしょう?
つよしくんがはなしだすとみんながニコニコの笑顔をむけてくれるのです。
「ぼくにもこんなちからがあるんだー!」ってつよしくんもニコニコ笑顔になりました。

 

にばんめのおにいさんのりょーたくんは、いつもとっーてもすなおで泣き虫。
大きなはっぴょうかいのまえには、つよしくんとしょーたくんをはなしません。
「あしただいじょうぶかな?ぼく、ねむれないよー!!」
つよしくんとしょーたくんはしっているのです。
りょーたくんがひとたびかがやきだせば満天のお星さまのようになることを。
「りょーたくんなら、だいじょうぶだよ!」
そんなりょーたくんは、ある日からすこしつよくなりました。
「ぼくが泣き言いってちゃいけないんだ!」
はっぴょうかいのまえにあんなにビービー泣いていたりょーたくんはもういません。
「みんなだいじょうぶー?」

りょーたくんがそういうと、みんなはりょーたくんの笑顔をみて安心して笑えるようになりました。

 

しっかりもののしょーたくんは、
つよしくんとりょーたくんとずっといっしょにいたからこそ、ふたりの頑張りに気付きました。

そっと、ふたりが無理しないように、

時にはおどけてみたり、

時にはふたりのにもつもせおってあげます。

「ぼくが、ふたりと、こーたくんよしくんめめくんのあいだを、とりもってあげないとね」

すこし、いたずらな笑顔でほほえみながら。

 

ろくにんはみんなの夢を叶えるため、お月様にいく大きな宇宙船をつくります。
オオカミがきてもがんじょうで、
だいこうずいがおきてもこわれない、
ろくにんがバラバラになる事のないような大きな大きなお船です。

 

いちばんおさないめめくんは、大きな夢をのせた船出にちょっぴり心配。
そんな時、つよしくんがおしゃべりしてくれました。
りょーたくんがニコニコ笑顔をむけてくれました。
しょーたくんとこーたくんは優しくとなりでほほえんでくれました。
よしくんはめめくんの手をひいてくれました。
「このごにんとなら、だいじょうぶだ!」
めめくんは前に進むおおきないっぽをふみだしました。

 

ろくにんの大きな夢ははじまったばかり。
月はいつごろ見えるのかな?
すこしずつ、まーるく大きな夢をみはじめたろくにんだから、ちょっぴり時間はかかるかもしれないけど、

このろくにんでならきっとたどりつけるはず。

 

 

 

 

「どうしよう!!だいじょうぶかな?」

りょーたくんがあわてます。

するとめめくんが、

「りょーたくん、ぼくたちならだいじょうぶだよ!」

そう言って笑います。

おっと、これはまた別のおはなし。

 

 

ろくにんの夢は、はじまったばかり。